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2011年11月13日開催 第4回「食医のつどい」

第4回 食医のつどい

医療・介護関係者のみなさんに限らず、患者さんやご家族も「食べる」ことへの関心や要望がどんどん高まってきています。
そんな環境のなか、4回目となる今年の「食医のつどい」が開催されました。
来場者数も昨年同様最多となる190名の方々にお越しいただきました。
特に医師・歯科医師の方、看護師・歯科衛生士の方の参加が増えています。
日曜日にもかかわらず全国からお越しいただき、本当に有難うございました。

当NPO法人代表で大阪大学大学院教授の古郷幹彦からのビデオレターでのあいさつに続き、当法人教育顧問で医療法人 社団生和会彩都リハビリテーション病院副院長の中野恭一先生から開会のあいさつを頂戴しました。

その後は座長として、当法人理事で大阪大学歯学部附属病院顎口腔機能治療部医長の野原幹司の進行で、第1部・第2部 の講演が行われました。

第1部の講演は、大石歯科医院(千葉県柏市)院長 大石善也先生より「嚥下リハの将来展望と終末期の口支援」を、第2部の講演は、おげんきクリニック(山口県大島郡)院長 岡原仁志先生より「ハグとユーモアを添えた在宅緩和医療を実践して」をそれぞれご講演いただきました。

大石先生の講演はこれからの医療・介護のかたちを示唆する内容で、求められる臨床の現場について大いに考えさせられる ものでした。
岡原先生は終末期の在宅医療のエピソードをお話いただき、感動で涙する方がたくさんおられました。「ハグ」と「ユーモア」がたくさんの思いやりを運んでくることを知ることができました。

講演のあとは毎回大盛り上がりの懇親会です。
今回もDHP研修会のメインレクチャーを担当する平成歯科クリニック院長の小谷さんに企画、進行をしていただきました。

摂食・嚥下についての理解や関心が高まるに従い、当法人の研修会や講演会にも多くの方々が来ていただけるようになりました。そのような方にとって、知識や技術の向上の場として、また摂食・嚥下の課題に取り組む医療・介護従事者の交流の場として少しでもお役に立てるような活動を行っていきたいと思っております。

今年も盛況のうちに終えることができましたのも、ご来場の皆さま、ご講演いただいた先生方、協賛企業様、スタッフのみなさんのおかげです。有難うございました。

今後とも私どもDHPの活動にご支援賜りますようどうぞよろしくお願い致します。

ご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせください。
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-8 国立大学法人大阪大学歯学部4階
NPO法人 摂食介護支援プロジェクト
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