2011年6月5日開催 第2回「健康フォーラム」
2011年6月5日(日)千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)5階ライフホールにおいて、NPO法人摂食介護支援プロジェクト(以下、DHP)主催 第2回市民公開講座DHP健康フォーラムを開催致しました。
年に引き続き2回目となる今回のテーマは「小児の摂食嚥下障害と口腔ケア」。DHPの使命である「赤ちゃんからお年寄りまで、口の働きが一生を通じて十分にいかされることを支援し、健康の回復・維持・増進に寄与します」では、昨年は高齢者にフォーカスした内容でしたが、今年は小児にスポットを当てたテーマとしました。
当日はお休みにもかかわらず、112名というたくさんの方々にご来場いただきました。
総合司会の市立堺病院 歯科口腔外科部長 小倉孝文さんの進行で、今回は6名の演者の方々からお話をしていただきました。
第1部は、当NPO法人代表で大阪大学大学院歯学研究科 口腔外科第1教室 教授の古郷幹彦さんより「口唇口蓋裂について」
第2部は、大阪大学歯学部附属病院 看護部長 西尾善子さんより「看護管理について」
第3部は、大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能治療学教室 教授の阪井丘芳さんより「小児の摂食嚥下障害と唾液について」
第4部は、ささお歯科クリニック 口腔機能センター 院長 佐々生康宏さんより「嚥下訓練について」
第5部は、大阪大学歯学部附属病院 院長 森崎市治郎さんより「障害者歯科の立場からの口腔ケア」
第6部は、摂南総合病院 小児科部長 虫明聡太郎さんより「重症心身障害児の栄養管理について」
難しい医療の専門用語をなるべく使わず、実際の医療の現場での経験や画像を多く取り入れた内容でしたので一般の方にとって、とてもわかりやすい内容だったと思います。
各演者の講演のあとは活発な質疑応答があり、来場された皆さんの関心の高さを改めて感じることができました。
来年は、皆さんからもとても関心の高い「がん」をテーマにした内容を企画しています。
私たちDHPは「おいしく味わって食事ができる幸せをいつまでも」出来るよう少しでもお役に立てるよう活動してまいりたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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