過去のフォーラム

2012年11月11日開催 第5回「食医のつどい」

第5回 食医のつどい

食医のつどいも2008年から開催を重ね、今年は第5回を数えるまでになりました。
第1回の開催では130名の方のご参加がありましたが、今回は200名を超える方々にご参加いただきました。
「食べる」ことへの関心が年々高まってきていることをひしひしと感じます。
お忙しい中、また小雨降る中お越しいただきました皆さまにこの場を借りて改めてお礼申し上げます。
会場のキャパの問題で席数を増やすことができず、定員になってしまい申込みができなかった方々には申し訳ございませんでした。

大阪大学大学院教授で当NPO法人代表の古郷幹彦より開会あいさつからスタートした第5回「食医のつどい」。続いて当法人教育顧問 彩都リハビリテーション病院副院長の中野恭一先生から開会あいさつを頂戴しました。
中野先生にはその際、嚥下の評価についてわかりやすくお話いただきました。

この後の進行は今年も座長として、大阪大学歯学部附属病院顎口腔機能治療部医長で当法人理事の野原幹司が担当し、1部と2部の講演がとり行われました。

第1部の講演は、北美原クリニック(北海道函館市)理事長 岡田晋吾先生より「在宅医療と栄養管理」を、第2部の講演は、聖隷三方原総合病院リハビリテーション科歯科 大野友久先生より「チーム医療と歯科・嚥下障害を中心に」をそれぞれご講演いただきました。

岡田先生のお話は、在宅歯科診療を栄養管理というとても大事な視点からもう一段階レベルアップ、パワーアップする必要があることを示していただきました。
大野先生からは、総合病院の中でチーム医療の一員として歯科が求められていること、できることを事例を通してお話いただきました。病院だけでなく、今後は施設や在宅でもチーム医療が促進されるので、大変参考になりました。

講演のあとは、みなさんお待ちかねの懇親会です。毎年大盛り上がりの懇親会、企画・進行・司会の3役を見事に演じきるのはDHP研修会のメインレクチャーを担当する平成歯科クリニック院長の小谷泰子さんです。

今年も趣向をこらした演出やケータイの番号下一桁別対抗の「食医クイズ」で大いに盛り上がりました。

たくさんの方にお越しいただいてとても有難く思うと同時に、食べることで障害を持っておられる、悩んでられる方々に少しでもお役に立たねば!というプレッシャーも一層強く感じる第5回「食医のつどい」でした。
「食医のつどい」は引き続き、摂食・嚥下の課題に取り組む医療・介護従事者の知識や技術の向上の場として、また交流の場として活動していきたいと思っています。

改めてお越しいただいた皆さま、ご講演いただいた先生方、協賛企業様、スタッフのみなさん、有難うございました。
これからも私たちDHPの活動にご支援賜りますようお願い致します。

ご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせください。
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-8 国立大学法人大阪大学歯学部4階
NPO法人 摂食介護支援プロジェクト
メールでのお問い合わせはこちら

ページトップへ