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2016年11月20日開催 第9回「食医のつどい」

第9回 食医のつどい

第9回となる「食医のつどい」を11月20日(日)に開催致しました。
最近は雨にたたられてばかりでしたが、当日は曇りで何とか天気はもってくれた中で、今回も大盛況のうちに終えることができました。
2008年開催の第1回「食医のつどい」では130名の方々の来場がありましたが、年々認知度が高まるにつれ、今回の第9回では最多の309名(医師・歯科医師68名、看護師・歯科衛生士224名、コメディカルスタッフ17名)の方々にお越しいただくまでになりました。
今回は当初の250名の定員がすぐに満席となり、その後の追加受付もすぐにいっぱいとなってしまい、来場がかなわなかった方も多かったと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

当法人代表で大阪大学大学院教授 古郷幹彦先生、次に当法人教育顧問で医療法人社団生和会登美ヶ丘リハビリテーション病院院長 中野恭一先生からそれぞれ開会挨拶を行いました。古郷理事長は、スケジュールの調整がどうしてもできず参加できなかったため、ビデオレターでのご挨拶となりました。

講演の進行は当法人理事で大阪大学大学院准教授の野原幹司先生が座長を務めました。

第1部は、東京都健康長寿医療センター神経内科医長 金田大太先生より「認知症疾患の再理解」をご講演いただきました。動画を交えながら最新の研究、臨床をお話しいただき、来場された皆さんは認知症についての知識のアップデートがしっかりできたと思います。

第2部は、東京都健康長寿医療センター研究所 研究員の伊東美緒先生より「認知症の方の食支援・食事介助のヒントをユマニチュード®から探る」をご講演いただきました。伊東先生も動画を多く交えながら言葉よりイメージで、どう意欲を引き出すかのヒントをお伝えいただきました。

講演会のあとはみなさんお楽しみの懇親会。「食医のつどい」の大きな目的のひとつが交流です。
摂食嚥下はだいぶ認知度が高まったとはいえ、様々な職種が連携して対応できているケースはまだ多くはありません。参加証の色や地域で新たな出会いができるよう工夫をしています。
司会は今年も、DHPの研修ではメインレクチャーを担当する平成歯科クリニック院長の小谷先生です。

今年はさらにパワーアップした「食医クイズ」で演者の先生方も大奮闘、大いに盛り上がりました。

来年は節目となる第10回開催「食医のつどい」です。10年前にDHPを設立した時は、こんなにたくさんの方からご賛同をいただけるとは想像できませんでした。ご期待に沿えるよう第10回の企画を今から練っていきたいと思います。

第9回「食医のつどい」にお越しいただいた皆さま、ご講演いただいた先生方、協賛企業様、スタッフのみなさん、今年も本当に有難うございました。
DHPの活動に、今後も一層のご指導ご鞭撻をたまわりますようよろしくお願い致します。

ご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせください。
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-8 国立大学法人大阪大学歯学部4階
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