今年も「食医のつどい」を開催します!
超高齢社会となった日本では、「いかに地域で高齢者を支えるか」が喫緊の課題となっています。
そのために医療者・介護者ができることは何か?ということを具体的に考え、実践する段階にきています。
今回の食医のつどいでは、地域医療の最前線でご活躍の2名の先生をお招きしました。在宅医である西山順博先生には、今混乱をきたしている「胃瘻」について、緩和治療・ケアの観点からお話いただきます。在宅医療を研究されている森田洋之先生には、「地域を変える医療の実践」として、夕張市で実際に行われた医療改革についてお話いただく予定です。「地域医療が地域社会を変える」を合言葉に、また食医としてレベルアップしましょう。「食」を介して社会を変える。みなさんが「食医」です!
※この講演会の参加は、嚥下トレーナー資格更新10単位取得となります。
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ホテル新大阪コンファレンスセンター
2階ホール(旧チサンホテル新大阪)
〒533-0011 大阪市淀川区西中島6-2-19アクセス方法
- JR新大阪駅から徒歩6~7分
- 地下鉄御堂筋線新大阪駅から徒歩5分
- 地下鉄御堂筋線西中島南方駅から徒歩5分
- 阪急京都線南方駅から徒歩5分
- 2015年11月8日(日)
受付・開場 12:30 -
9月1日(火)~申込開始
10月29日(木)午後~追加申込開始ホームページからのお申し込み
「食医のつどい」のお申し込みフォームはこちら -
医師・歯科医師 5,000円 看護師・歯科衛生士・セラピスト、
その他メディカルスタッフ3,000円 DHPの会員は医師・歯科医師3,000円、看護師・歯科衛生士・ セラピスト・その他メディカルスタッフ2,000円です。
※参加費につきましては当日受付にてお支払いください。
- 定員は250名
(本講演に関心のある方はどなたでも参加できます)
※先着順で定員になり次第締め切ります
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開会挨拶
DHP理事長、大阪大学大学院教授 古郷幹彦座長
DHP理事、大阪大学大学院歯学研究科顎ロ腔機能治療学教室 准教授
野原幹司 -
超高齢化社会を迎える日本において、平均寿命よりも、健康寿命を延伸することが必要とされています。介護や医療が必要な患者(利用者)さん『平均寿命-健康寿命』は、厄介者なのでしょうか?
在宅療養には5つの支援(医療支援、介護支援、生活支援、生きがい支援、こころの支援)があります。すべてに精通する食支援の中には、我々医療職が関わる栄養管理とリハビリがあります。それに欠かすことのできない栄養経路である胃瘻は、あるときは、緩和治療として必要栄養を充足させ、リハビリテーションをサポートし、健康寿命を延伸します。あるときは、緩和ケアとして『平均寿命-健康寿命』のQOLを向上させてくれます。 -
「未曾有の高齢化社会」を迎える今後の我が国で、医療はどのような役割が期待されるのだろうか。
財政破綻した夕張市では、総合病院が小さな診療所に縮小された。しかし、医療資源の縮小によっても市民の死亡率に変化はなく、その一方で在宅患者・施設看取りは増加、救急搬送は半減、医療費は低下した。夕張の事例は、「病院」から「地域」へ、医療の場が遷移する未来を象徴しているだろう。患者に寄り添い、地域全体を支える「地域包括ケア」、その中でわれわれ医療従事者が出来ること、すべきこと、を考える。 - おふたりの演者の先生方に座長が加わり、会場の皆さんの質問・疑問にお答えします。
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場所:2階 「鶴の間」にて
講演会終了後には交流会を予定しています。嚥下臨床を志す仲間である医療従事者が一堂に会します。知り合いどうし同窓会気分で集まるのもよし、これを機会に新しい食医仲間と交流を深めるのもよし、有意義な会にして下さい。DHP研修会の講師(グループ講師)や嚥下治療を専門としている歯科医師も多数参加しますので、日ごろの臨床の悩みや困っていることを直接質問できる絶好の機会にもなります。交流会では、嚥下に関するレクリエーションや相談コーナーも企画しています。
交流会終了後は自由解散ですので、意気投合した方々でちょっと早い忘年会でもお楽しみ下さい。皆さんのご参加をお待ちしています!※コーヒーや紅茶、ソフトドリンクとデザートビュッフェをご用意しています。アルコール類はありません。
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