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2018年11月25日開催 第11回「食医のつどい」

第11回 食医のつどい

2008年の第1回開催から重ね、今年で第11回となる「食医のつどい」。
気持ちのいい秋晴れの日に盛大に開催することができました。

昨年第10回記念大会では最多となる314名の方々のご参加がありましたが、今回はまたまた最多人数を更新し、339名(医師・歯科医師52名、看護師11名、歯科衛生士256名、介護職5名、薬剤師・セラピスト多職種15名)の方々にお越しいただきました。
定員を増やしての申込受付を行いましたが、追加まですぐにいっぱいとなってしまい、来場がかなわなかった方も多かったと思います。この場を借りて心よりお詫び申し上げます。

当法人代表で大阪大学大学院教授の古郷幹彦先生より開会にあたり、ご挨拶させていただきました。
この後の進行は今年も座長として、当法人の理事で大阪大学大学院准教授の野原幹司先生が担当し、皆さん
お待ちかねの1部、2部の講演がとり行われました。

第1部は、法整備後に日本初の心臓移植を担当された、大阪大学名誉教授で愛心会東宝塚さとう病院名誉院長の松田暉先生より「心臓外科医の見た医療事情」についてご講演いただきました。
第2部では、脳外科医で現在はリハ医として活躍されておられる、長崎大学病院リハビリテーション部准教授の高畠英昭先生より「間違いだらけの脳卒中後の嚥下障害」について、お話いただきました。

松田先生にはユーモアを交えていただきながら分かりやすく心臓血管疾患について、またこれからのチーム医療について指し示していただきました。
高畠先生には、常識と思い込んでいた脳卒中後の嚥下障害、リハビリについて、あらためて考えるきっかけをいただきました。

講演後の座談会では当初は高畠先生、野原先生のおふたりでの企画でしたが、松田先生にも加わっていただきの本音トーク満載で大いに勉強になりました。

講演会で最新の知見に触れていただいた後は、恒例の懇親会です!
「食医のつどい」では摂食嚥下障害に取り組む医療・介護従事者の交流も重要だと考えています。
軽食やデザートを楽しみながら、またチーム対抗のクイズやゲームでも楽しみながら近しい地域での出会いの一助になればこんなうれしいことはありません。

改めてお越しいただいた皆さま、ご講演を頂戴した先生方、協賛いただいた企業様、そして運営に携わったスタッフの皆さん、本当に有難うございました。
これからもDHPの活動にご協力とご支援を賜りますようよろしくお願い致します。

ご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせください。
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-8 国立大学法人大阪大学歯学部4階
NPO法人 摂食介護支援プロジェクト
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